不二家憩希のブログ

はてなブログに引っ越してきました。

開封後15日経過した牛乳をシリアルにかけてみた。

 シスコーンを食べようと、牛乳をかけた。
 おっ、牛乳がちょっといつもと違うな、いよいよきた
かな?
 実は、この牛乳は開封後15日経過しているのだ。
加えて賞味期限が切れたのも15日前である。
冷蔵庫に入れているとはいえ、夏場に15日経った牛乳
はよろしくないか?否、夏場でなくともよくないか?
 では、これは捨てましょう、とは私の場合いかない。
 これを、飲んだらどうなるのか?という興味の方が優
先されるのだ。
 シスコーンにかけてみる。どろっとしたプレーンヨー
グルト状になった牛乳がパックから出てくる。
 うわぁ、自家製ヨーグルトの完成か!
 いつも通りの量をかける。
 においは、別に何ともない。
 さて、スプーンですくって口に入れる。
 う~ん、ちょっと苦い。これはどういうことか?
 牛乳は、時間が経つと苦くなるのか?
 これをこのまま食べたら、おなかを壊すかも?という
弱気な気持ちにも一瞬なったが、ここで怯んでいてはい
けない。
 私は、そのまま食べ続けた。
 シスコーン自体はチョコレート味なのだが、何しろ牛
乳が苦くなっているので、いつものおいしさは残念なが
ら味わえない。
 それでも、苦いと言う点を除けば、他はあまり変わら
ない感じだ。牛乳が苦いと言うだけで、十分強烈かも知
れないが、とりあえずはそんな感じだ。
 スプーンに、牛乳をすくってよく観察してみる。
 脂肪分らしきものが、点々と固まっている。
 においは、しない。これが悪臭でもしたら、さすがの
私も口に入れなかったと思うが、においがしなければ、
食べてみる、というのが基本方針なので今回もその方針
は貫いたということである。
 そして、最終的には、残っていた700㏄ほどを全部飲ん
だ。お腹いっぱいである。

 さて、これは牛乳がヨーグルトになったということな
のであろうか?それとも、単にいたんだだけなのであろ
うか?
 どちらにしろ、苦い牛乳と言うのは初体験だった。
 
 ちなみに食べた後、4時間以上経過しているが、腹痛
などの変化はない。普通と同じである。
 これは、私の腹が、神経と同様に鈍感なためなのか、
それとも、あれはやはり、自然に出来たヨーグルトだっ
たのか?
 だが、牛乳を冷蔵庫の中に放っておいただけでヨーグ
ルトが出来たら、明治乳業などは商売にならないだろう。
 
 食物は、実に奥が深い。