不二家憩希のブログ

はてなブログに引っ越してきました。

インスタントコーヒーを持っていく

 部屋を整理をしていたら、インスタントコーヒーのギフト
セットが出てきた。
 私は、普段、家ではコーヒーを飲まない。それでは、外で
飲むのかといえば、外でも積極的には飲まない。
 どうしても、コーヒーぐらいしか選択肢が他に無い場合に
は飲む、といったところである。
 以前は、毎日良く飲んだ。銘柄にも割と詳しい。
 だが、今では飲まない。インスタントだから飲まないとい
うことではない。
 さて、このコーヒーをどうしよう。お隣のうちの一軒は、
毎日レギュラーコーヒーを淹れて飲んでおられる。となると
インスタントはお呼びではなかろう。
 となると、もう一軒のお隣さんはどうだろう?
 コーヒーという飲み物は、日本人ならかなり一般に普及し
た飲み物ではあるが、飲まない人は飲まない。
 私は、お隣のコーヒー事情までは知らない。
 70歳代のご夫婦にはコーヒーは、どうなのだろう?
 幾分躊躇はしたが、こちらのお隣さんに差し上げることに
決めた。もし飲まれないようだったら、他に人に廻して頂け
るだろう。
 4時頃、草取りを終えてからコーヒーを持って伺った。
 意外なほど、あっさりと受け取っていただけた。
 へぇー、コーヒーって思ったよりもポピュラーな存在なの
だな。
「忙しい?あがってお茶でも飲んでいかない?」
と誘っていただいたので、今回はお言葉に甘えることにした。
 いつも、このように誘っていただけるのではあるが、どう
も遠慮をしてしまう。ここは京都ではないので、「あがって」
という言葉は文字通りの意味合いなのではあるが、そこはや
はり一歩引いてしまうのである。
 お茶とお菓子を頂きながら、大したことのない私の近況や
ら、市内の話題やらをお話しする。
 何だかんだと、かなり突っ込んだ話もした。
 一人暮らしでプライベートで人と会って話をすることもあ
まり無いので、つい長居をしてしまった。
 話が盛り上がると、引き際が難しい。

 お土産にとうもろこしや、お菓子を頂いた。
 何だか物々交換をしに来たようである。
 家に帰ると、笑点が終わる時間だった。