不二家憩希のブログ

はてなブログに引っ越してきました。

ダイアナ元皇太子妃追悼コンサートを観た

 7月1日に英国のウェンブリーアリーナで行われた
故ダイアナ元皇太子妃の追悼コンサートのハイライト
VH1で観た。
 リアルタイムでネット配信をしていたようだが、そ
こまで頭がまわらなった。
 このVH1はどういうわけか日本では、まるで話題にな
っていないようだ。
 日本語のサイトで、このサイトについて書かれたもの
は、あまり無い。
 私は、時々利用しているのだが、こんな便利なサイト
が注目を集めないとは、サイトの世界も厳しいものだ。
 
 コンサートには、ダイアナさんが生前好きだったミュ
ージシャンと今現在人気のミュージシャンが出演した。
 私は今のミュージシャンには嫌いではないが興味が無
い。ピックアップして観たのは、ロッド・スチュアート、
デュラン・デュラン、ブライアン・フェリー、そして今
回のお目当てであるスーパートランプである。
 ロッドは、おなじみの名曲をおなじみのアレンジで熱
唱した。このおなじみなところを、変えずに歌う、とい
う点が良い。”マギー・メイ”のアコースティックとエ
レクトリックが見事に調和した演奏は、さすがの出来で
ある。
 デュラン・デュランには、その容貌の若さに驚いた。
何でも鑑定団風に言えば、保存が良い、のである。容貌
をキープし続けるのも芸の内である。演奏は”リオ”の
後半のサックスソロが長すぎてちょっとだれてしまった
のは残念である。
 ブライアン・フェリーは、ちょっと面白い演出がなさ
れていた。演奏は、ベテランらしい手堅さがあった。
 さて、スーパ-トランプである。
 私はてっきり、スーパートランプに脱退したロジャー
・ホジソンがこの日だけでも合流するのかと思っていた。
 その期待は甘かった。
 何事も期待は禁物である。
 何とロジャー・ホジソンがソロで登場したのである。
 がっくりである。
 しかも、ホジソンがエレクトリックピアノの弾き語り
と12弦ギターの弾き語りという文字通りのソロのステ
ージなのである。
 これには2度がっかり。
 バンドくらい連れて来い!(怒)
 一人だけの演奏だと、どうしてもサウンドがスカスカ
になってしまうのである。
 観ていて腹が立ってきた。
 私は、もともとスーパートランプのもう一人の中心人
物であるリック・ディビスのファンである。だが、ホジ
ソンも嫌いというわけでもなかった。
 それでも、このステージを観ていると長年の熱が醒め
てしまう気がした。
 こんなこと平気でするから、バンドからも追い出され
てしまうのだろう。

 ご覧になられる方はVH1のサイトへどうぞ。
 こういう企画は、一定期間後は配信中止になることもあ
りますのでお早めに。
 Concer for Diana のボタンを探して押すか、サイトの
検索窓でConcert for Dianaと入れて探してみてください。

 個人的には上記のような理由でムッともしたが、コン
サート自体は大成功のようで,めでたしめでたしである。