不二家憩希のブログ

はてなブログに引っ越してきました。

モト冬樹化しつつある私

 私は、友人、知人などに
「最近、自分がモト冬樹化しつつあるんだよなぁ~」と言ってみる。
 自分としては、ある意味、自虐的な意味を込めて、冗談として言
っいるのだが、これを聞いた人は十人が十人、
「そうだねー」と応える。それも、真顔で。
 私としては、そんなことないよ、と否定してもらいたくて言って
いるのに、全肯定されてしまう。
 内心、がっくり、でも嬉しい。
 私が、自分をモトさんに例えるには、独身時代が長い、と言う意
味で言っているのである。

 私は、モト冬樹さんが好きなので、このような例えに用いてしま
い、モトさんには申し訳ない気がしている。

 モト冬樹というタレントは、音楽的にも俳優としてもタレントと
しても傑出した才能の持ち主である。
 何より、私が好きなのは、モトさんは、自分を、実際よりも大き
く見せよう、良く見せようとしていない、という点である。
 
 これは、芸能人としては、極めて珍しい美点である。
 グッチ祐三とは、正反対である。
 二人が仲が悪い、と言う話は、多分本当だろう。
 虚像の拡大と誇張は、芸能人の習性である。
 グッチ氏を責めても気の毒ではあるが、お二人は価値観が異なり
過ぎているのだと思う。

 私は、モトさんのように、あれほどの才能のある人間ではない。
 年齢も、だいぶ下だ。
 そして、髪の毛も、もう少しある。

 だが、人は、私のことをモト冬樹化しつつある、と捉えている。
 これは、やはり喜ぶべきことなのだろうか?
 
 誰に言っても、否定されないのだ。
 私は、あれほどの人間ではないのに。
どこか似ている部分があるのだろうか?
 だとしたら、とても嬉しい。