政治家が撃たれるのは、歴史の常である。
そして偉大な政治家ほど、凶弾に倒れやすい。
政治家は、「命がけで頑張っております」が決まり文句だ。
選挙カーや、演説会で、彼らは安易に、「命がけ」を連発する。
命の大安売りである。
そして、本当に命がけの日々を送っている人は、安易に命がけ
などとは言わないものである。
政治家は「命がけで取り組んでいます」とか、すぐに言う。
では、失敗したらあなたは、死ぬとでも言うのか?
公の場で、命がけを口にする人間が、本当に命を絶ったの話など、
聞いたことが無い。
言葉のパフォーマンスに、命がけというフレーズを使って頂きた
くない。
命がけとは、本来もっと重い言葉のはずである。