この新型コロナ禍、ワクチン禍関連で私の対人関係は少なからず変化した。
望んでそうなったわけではない。
「そちらがそうなら、こちらも対処する」ということで無期限疎遠を一方的に宣言したのだ。
宣言であっても、口頭や文書で通告したわけではない。
私が心のなかで勝手に決めただけである(笑)
それに伴い、我が家の内装その他に変更を加えた。
飾ってあったものを撤去したり、参考にしていた図書類を片付けた。
これが今年の3月のことである。
それから、半年が過ぎ、私の心情は変わってきた。
(何も疎遠にすることはないよな)
そう思うようになったのだ。
(あの時は私も頭に血が上っていたかもしれない)
私は反省した。
そして、とりあえず内装は元通りにすることにした。
片付けたものは、捨てずに大事に保管していたのだ。
それを取り出し、再度飾り付ける。
ごく簡単な作業なので、すぐに終わった。
おぉ、元通りになった。
こちらの方が良いなぁ。
図書類は、どうしよう?
ま、それもいずれ元通りにするだろう。
思えば、あの時に感情的になって口に出したり文書にして送りつけなくて良かった。
昔の私であれば、啖呵を切ってその場で絶縁していただろう。
だが、数多の苦い経験から学ぶことがあり、「完全な絶縁はしない」「もとに戻せる程度の関係は保つ」という方針をとるようになった。
疎遠なまま、宙ぶらりんであっても、絶縁まではしないのである。
私も、少しは成長したようだ(笑)