朝、アマゾンからEメールが届いていた。
「ご注文の商品をお届けします」旨の連絡である。
おぉ、やっとか。
その品は洋書で英国から輸入されるものなのだが、日本では長らく品切れになっていた。
私が注文したのは、もう一年以上前である。
その後、何度も「遅延のお知らせ」が来た。
その度にメールには「キャンセルはこちら」と取消を促すかのような案内がされていた。
注文してはマズイのか?
そんなニュアンスを読みとってしまう。
う~ん、版元で絶版になっているのか?
元々特殊な本でそんなに多くの読者を持つような本ではないしなぁ。
否、ここで折れてはいけない。
私は何回も来る「遅延のお知らせ」にめげることなく、注文を維持した。
そして、今日、配達のお知らせが来た。
やっとである。
予定時刻に品物は到着した。
早速開封する。
おぉ、これか。
読み応えがありそうだな。
内容的には究極の一冊である。
待って良かった。