私のリアル生活においても、陰謀論信奉者が数名いる。
大して広くもない私の交友範囲で数名も陰謀論信奉者が存在しているということは、世の中にはかなりの信奉者がいるということなのか?
私と交流がある陰謀論信奉者は、程度は軽症である。
ほんの気の迷いと思われる。
もっともこれは私の見立てであって、本当のところはわからない。
私が軽症と診断したのは、彼らが基本的に善良な人たちだからである。
地域の社会的・文化的活動に身銭を切って参加し貢献している。
資材と自らの労力を提供している。
良い人にしか見えない。
見た目とその行動は善人そのものである。
知的にも優れている。
彼らは陰謀論を信じているだけで、他に危なそうな考え方は持っていないものと思われる。
彼らは陰謀論を口に出して語ったり、SNS等で表明しているので陰謀論信奉者だとわかるのだが、言われなければ人畜無害の人にしか見えない。
世の中にはこうした人が意外と多いのかもしれない。
問題なのは、自分が陰謀論を信じている旨を表明している点である。
(続く)