年明けからヤフー・オークションで入札・落札をしている。
私が入札するのは専ら本である。
先日私が以前から購入を検討している本の出品を見つけた。
新本で「ほぼ未使用に近い」とされている。
入札期限が三日間でその時点での入札はゼロだった。
スタート価格は10円である。
10円か。
人目を引くように目立つ価格で設定しているのだろうな。
だが、こうした低価格で始まっても、すぐに上昇するのが常である。
あるいは、終了直前に急騰する。
そんな値動きを沢山見てきた。
まぁ、それでもこれは欲しかった本である。
私は10円で入札した。
さて、これでどうなるかなぁ?
その日は10円から値は動かなかった。
次の日も10円のままである。
へぇ、これは珍しいな。
そして最終日となった。
まだ10円のままである。
ひょっとして、誰も見ていない、ノーチェックな品なのか?
終了3時間前、2時間前になっても10円である。
これは、どういうことなのか?
1時間前、30分前、まだ10円である。
そして、終了した。
決定価格10円である。
おぉ、こういうことって本当にあるんだな~。
不思議な感覚である。
幸運に出会うと、驚きしかない。
嬉しさよりも(大丈夫なのか?)と思ってしまう。
不幸、不運に慣れてしまっているからであろうか?(笑)