アルゼンチンのサッカー選手ディエゴ・マラドーナ氏が亡くなった。
私はサッカーに関しては無知で4年に一度のワールドカップの時に、その戦況を少しチェックするだけである。
マラドーナが亡くなったことに対するアルゼンチンの対応には、認識を新たにさせられた。
大統領はその職務の3日間の公務の中止、政府は喪に服すと発表された。
アルゼンチン全土にも喪に服すように呼びかけた。
マラドーナの遺体は大統領府に運び込まれた。
追悼会が大統領府で執り行われるそうだ。
国葬となるであろう。
そういうものなのか。
マラドーナはそういう存在だったのか。
国民的英雄という枠を大きく超えている。
他国で言えば”建国の父”扱いである。
これ以上の存在はちょっと考えられない規模である。
このような人が日本にいるか?
もしくは、かつて、いたか?
アルゼンチンにとってのマラドーナは、天上人を軽く超えているのだろう。
こんな国にサッカーで勝とうとするならば、並大抵のことではないだろうな。