日本には予言をする霊獣はアマビエ様、クタベ様の他にもいる。
神社姫様である。
神社姫さまについては今回ネット検索をしている中で知った。
神社姫様は、体は魚で顔が人間の女性である。
一種の人魚のようである。
神社姫様も、アマビエ様、クタベ様と同様の振る舞いをされる。
①疫病流行の予言をし、②自分の姿を絵に描いて広く知らしめることを奨励
する。
③この指示に従い絵を見た人々は、疫病の難を除く約束をする。
この行動パターンは、霊獣の様式美なのか?
人間には何も要求せず、ただ除難の福音を伝るだけである。
このあたりが普通の宗教的存在とは一線を画している。
そうした神的存在は、恩寵を与える約束と同時に永続的な祭祀を強く求めて
くる。
交換条件を常に携えているのだ。
だが、霊獣は違う。
自身の存在の周知を勧めるだけで、後は与えるのみである。
う~ん、こちらの方が、より宗教的崇高さがあるように思えるなぁ。
当ブログでアマビエ様、クタベ様と様をつけて読んでいるのは、そうした理
由からである。
呼び捨ては、よろしくなかろう。