不二家憩希のブログ

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Windows10 1803から1903へ その④

  私は意を決し手動アップデートに取り掛かった。

 半信半疑であるが、残された方法はこれくらいしか見当たらなか

ったからである。

 作業を始めたのは午後2時過ぎだった。

 作業は思いの外順調に進んでいるようだった。

 インストールが終わったのは午後5時だった。

 そして「最新の Windows 機能更新プログラムをインストールす

るには、再起動してください」となった。

 ここからが長い時間がかかる。

 色々なサイトを見ると「1時間半くらいで完了する」とあった。

 私はそのつもりでいた。

 クリックして再起動させた。

 「更新プログラムを構成しています。◯%完了」となった。

 画面の真ん中では車輪が回り、数字が少しずつ上っていく。

 私は画面を見つめる。

 パソコン意外の他の作業をすれば良さそうなものだが、私はパソコ

ンを見続ける。

 私が見ていてもパソコンには何の影響も及ばないことはわかってい

る。

 だが、その場を離れる気になれなかった。

 何故か?

 信用していないからである。

 私が持つマイクロソフト社に対する信用度は極めて低い。

 そのため目を離す気になれなかった。

 作業のペースは思っていた以上にゆっくりだ。

 こんなことで1時間半で終わるのか?

 私は待つ。

 30分が過ぎ1時間となり、1時間半が過ぎた。

 それなのに未だ20%台である。

 どうなっているんだ?

 後でわかったことだが、1809からアップデートする場合は概ね1時間

半であるが、それ以前のバージョンからのアップデートの場合は、かな

り長時間かかるとのことだった。 

 そりゃそうだろう。

 当パソコンは1803でアップデートを一つ飛ばしている。

 時間がかかっても当然なのだろう。

 作業は進む。

 だが、とてもゆっくりだ。

 いつまでかかるのだ?

 私は待ちきれなくなった。

 付き合いきれないな。

 パソコンに作業を続けさせ、私は就寝することにした。

 明日の朝、どうなっているだろうか?

 大丈夫だろうか?

 不具合が発生しているかも?

 マイクロソフト社を信用していない私は、気になりつつも眠った。

 

 ~続く~