不二家憩希のブログ

はてなブログに引っ越してきました。

認知症のリスク:過去への固執が脳に及ぼす影響

「過去を日常的に思い続ける習慣を持つと認知症を発症する」

 過去を振り返ったらから、即、認知症になるわけではない。

 発症までには、長い年月がかかる。

 若い頃から、日々過去の振り返りをしていると、魂の力が徐々に失われていく。

 そのため、心と脳の汚れも落ちなくなっていく。

 魂の力が弱くなり、汚れが蓄積し、脳が破壊されていく。

 20代、30代から過去の振り返りばかりしていると、高齢者となる頃には、脳の破壊が傍目にも認識されるようになる。

 認知症の完成である。

 脳が復元不可能な程度まで破壊されるのは、その人の日常の精神生活による。

 何か良くないものを食べてきたからではない。

 大きなトラウマとなるようなことを経験してきたからではない。

 日々、自分で、脳が破壊される状況を育んできたのである

 自業自得である。

 

 

認知症になる危険性:過去の幻想に囚われる老人たち

 日常的に過去を振り返っている、過去に生きている、こういう人は認知症になる。

 過去は存在せず、幻想である。

 幻想に包まれ埋もれていると、魂の力が奪われていく。

 魂の力が減退し、真っ先に脳が破壊されていく。

 一度破壊された脳は復活することはない。

 脳の破壊から肉体の破壊に波及していく。

 だが、過去を思い出し楽しんでいる人は、殊の外多い。

 特に高齢者は、過去の振り返りを日常的に行っており、習慣化してしまっている。

 徐々に破壊されていった脳が、その機能を失い、他者にも察せられる程酷くなったのが認知症である。

 高齢者で認知症になる人が多いのは、長年の自身の行為の結果である。

 過去に生きてはならない。

 現在に生きよう。

 過去の思い出を心のなかで繰り返すことは、古新聞を喜んで読んでいるようなものである。

 

 

認知症は過去に生きることにより発症し悪化していく。

 いつもの集いに行った。

 この集いの高齢者には認知症が多い。

 認知症の種類や程度は様々である。

 私は彼らを観察している。

 その中で導き出したことがある。

認知症になる人は、過去に生きる人たちである」

彼らは、日常的に過去の思い出に浸っている。

それが楽しいのか快感なのか、彼らの脳の中は自分の過去の経験が繰り返されている。

 この行為により、魂の力が著しく弱まり、脳が破壊されていく。

 そして、認知症となる。

 「回想療法というものがあるぞ」という声が、あるかもしれない。

 だが、それは逆効果である。

 過去は幻想である。

 幻想に塗れて時間を過ごすことは、自分が本来持っている力を奪っていく。

 こうして奪われた力は二度と戻ってこない。

 そして退化が始まってしまう。

 このことに現代医学が気がつくまでに、どのくらいの時間がかかるのだろうか?