今回もダンボール箱の中にいろいろと食品が入ってい
る。
これらは伯父が詰めたものであるが、その選択が絶妙
である。
その多くが伯父の地元産の品である。
”The地元”感満載である。
これは伯父が地元の店を回って買い集めたものなのだ
ろうか?
それとも日頃のお付き合いでご近所等から頂いたもの
であろうか?
伯父は地元ではこれまでの経歴によるものなのか信望
が厚く、お付き合いも広いようだ。
当人はそうした状況を望んでいるわけではないのだが、
成り行きでそうなってしまっている。
私が推理すると、伯父が自分で買い集めたらしい品が多
いように見える。
毎回驚くのが、それらの品の好みが私によくマッチしてい
ることである。
伯父は私の食の好みを知っているのだろうか?
私は伯父にそうした話をしたことがない。
その他の親戚にも言ったことはない。
それなのに、どうしてわかるのだろうか?
う~ん、不思議だ。
箱の中には、伯父からの手紙も入っている。
伯父の近況が書かれている。
僅かに自虐風味が添えられた穏やかなものだ。
元気そうで何よりである。
返事を書かなかればいけないな。
さて、何を書こうか。