不二家憩希のブログ

はてなブログに引っ越してきました。

乗り越えた時にこそ祝おう。

 日々の暮らしにおいて辛いことが起き、それを乗り越え
た時にこそ、人は大いに祝うべきである。
 厄が落ちた、罰ゲームに無事ゴールしたからである。
 人生におけるノルマを一つ達成したのだ。
 それは目出度いことなのである。
 良くないことは悪いことではないのだ。
 逆に良いことが起きた時には、それほど力を入れて祝
わなくとも良い。
 良いことが起きていて気分も良い。
 いつも以上に高揚しているかもしれない。
 エネルギーに満ち溢れた感覚を味わっているかも知れ
ない。
 そうした状態において、わざわざお祝いする必要はない。
 祝われることにより有頂天になってしまい、逆にそこか
ら落下してしまう可能性もある。
 良いことがあったがために、かえって良くない方向に進
んでしまうということはよくあることである。
 大いに舞い上がった後に地面に叩きつけられるのであ
る。
 辛いことを見事に乗り切った人こそ讃えられるべきであ
る。
 何か華々しい結果を残さなくとも良い。
 見栄えの良い、聞こえの良いことを披露しなくとも良い。
 困難を突破し、普通の日常生活に戻ること、これは尊い
ことである。
 辛いことをクリアすることには大いに意義があるのだ。