これまでこのお祭りの法被の男性二人の他には一人も
見かけない。
お祭りだったら、ぶらぶら歩いている人が、そこかしこに
いても良さそうである。
人が出歩いていない。
この点も当地のお祭りとは違うなぁ。
当地のお祭りでは、２リットルのペットボトルに日本酒を
入れて持ち歩き、それを道の随所で座り込んで飲んでい
る男性が珍しくない。
どうしてペットボトルに日本酒を入れるのか？
それには理由がある。
当地のお祭りでは、一升瓶を抱えて飲んでいる人が多
発するのだ。
絵的にこれはよろしくない。
それで、町内連合会から毎年「一升瓶を持って歩いては
いけません」というお達しが出るのだ。
だったらペットボトルならOKなんだな、ということでわざ
わざペットボトルに詰め替えて持ち出すのである。
発想が中高生レベルである。
そんな酔っ払いが多いのが、当地のお祭りである。
酔っぱらいだけではない。
その時間帯にはお祭りの行事が行われていなくても、
ぶらぶら歩き回っている人が必ずいる。
この町内では、そうした人がいない。
この町内は静かだなぁ。
ここはそういう町内なのだろうか？
～続く～
