今日も快晴だ。
風もない。
用事を済ませて、次はどこへ行こうか。
この近くには、国の重要文化財がある寺院がある。
久しぶりに行ってみよう。
本堂前の巨大な香炉で線香が焚かれている。
祀られている天尊の得意分野にあわせて祈念をする。
よし次は、当地最大の宗教施設に行こう。
参拝のはしごである。
長い参道を歩き本殿の前に着く。
ちょうど祈祷が始まったようだ。
私は便乗して祈念する。
地元の大手企業グループが祈祷を受けているようだ。
定期的に会社の行事として参拝している会社もたくさん
ある。
それも全国からである。
私はそこを出て別の用事先に行く。
だんだん家に近づいていく。
最後に氏神様に参拝する。
「まず一番先に氏神様だろう」というご意見もあるだろう。
都合と時間に合わせると氏神様がいつも最後になって
しまう。
そこは大目に見ていただきたい。
今日は朔日なので本殿の扉が開いている。
社務所にも係の人がいる。
ここでも祈念をする。
参道を引き返すと20代くらいの女性が鳥居をくぐるとこ
ろだった。
一礼をしてから境内を歩き始めた。
おぉ、作法に則っているなぁ。
私は作法を一応知って入るが、いつもテキトーである。
11月は快晴で始まった。
なんとか今月は清々しい一月であってほしい。
さて、どうなるのか。
神のみぞ知る、である。
私は自転車に乗って家路についた。