不二家憩希のブログ

はてなブログに引っ越してきました。

この7月は昭和の夏。

  今日で7月も終わりである。
 夏なので暑いことは暑いが、どうにもならないほど暑
いということはなかった。
 「脳みそが溶け出しそうな暑さ」はなかった。
 「脳みそが暑さで溶けて耳から流れ出る」ほどの暑さ
ではなかった。
 「暑くて耳を押さえておかないと脳みそが溶けて出てく
る」
 少々ホラー映画っぽいが私が作った暑さを表す表現
である。
 思考能力にも影響を及ぼす暑さであり、その脳自体に
も変容をもたらしてしまう暑さということである。
 脳味噌がチョコレートのように溶けるのである。
 現実には起こり得ないことなのだが、それほど暑いと
いうことである。
 この7月は、そこまでではなかった。
 近年多かった激暑ではなかった。
 これくらいの暑さなら、昭和の時代にもあった。
  昔の暑さである。
 数年前の激暑続きの年が続いた頃には(これから毎
年ずっとこうなるのか)と嫌な気持ちになった。
 だが、一昨年くらいから激暑というような暑さはなくな
った。
 さて、7月が終わっただけである。
 まだ8月がある。
 8月もこのくらいの陽気でいってほしい。
 「7月までは普通だったけど、8月になったら急に暑さ
が増した」というのはやめてほしい。