ここのところ、反省をする場面が多い。
誰かに「反省しろ!」と言われているわけではない。
いろいろと考えたり、脳みそに知識を加えたりした結
果「この考え方は間違いだった」「軽率で陳腐な思考だ
った」と言わざる点が、いくつも発見されているからであ
る。
あぁ~あ、私は今まで何をやってきたのだろうか?
愚者が愚者のままである。
ただ歳をとってきただけではなかろうか?
私は何を見てきたのか?
ただ見ているだけで、そこに何があるのか、さっぱりわ
かってなかったようだ。
私は何を聴いてきたのか?
ただ聞いているだけで、それが何の音であるかまでは、
理解できていなかったようだ。
ただ反応しすぐに口に入れてしまう。
咀嚼したつもりで飲み込んでしまう。
これの繰り返しだったようだ。
元々それらの知識は栄養は無く、血肉となることはな
かった。
それだけが不幸中の幸いである。
脳みその入れ替えが必要である。
私の余命でそれが間に合うのだろうか?
愚かなまま没するのは避けたいものだ。
どうなるであろうか?