実写の写真が無理だとすると、次は絵であろう。
私がモデルとなり絵のポーズをとる。
それを絵が描ける人に描いてもらう。
現場で描かなくとも良い。
ポーズをデジカメ等で撮影し、それを後でイラストに
しても良い。
実に単純なプロセスである。
と言っても私は、描けない。
小学生3~4年生並みの絵しか描けない。
さて、誰に描いてもらおうか。
いざそう考えると、思い当たる人がいない。
私の狭い交遊録を見渡してみる。
「私、絵が描けます」という人は殆どいない。
それでもゼロではない。
だが、ちょっと頼みにくい。
頼んでその後のお付き合いを考えると、二の足を踏
む。
頼めないとなると、いないも同然である。
友人に電話で尋ねてみる。
「いないなぁ」
交友関係が広そうな男だが、いないらしい。
見たものを、そのままイラストにするということは、結
構な技量がいるであろうことは、想像がつく。
「美大に行った知り合いとかいないの?」
自分にいないのを棚に上げて聞いてみる。
「いない」
これは意外なのか。
あるいは、そんなものなのか。
私のコネクションでは、一人もいなかった。
う~ん、どうしよう?
~続く~