毛布を洗うことにした。
その毛布は、アクリル製で厳密な意味での毛布で
はない。
正しくはアクリル毛布となるのだろう。
毛布を洗うとなると少し時間をとる.
そこで私の場合、「洗う」というやる気が起きたら、す
ぐに実行に移さなければならない。
そのタイミングを逸してしまうと、先延ばしにしてしま
うことになる。
先延ばし→都合が悪い、もしくは天候が悪い→先延
ばし→・・・、と先延ばしスパイラルに入ってしまう。
こうなると、そこから抜け出すのはもう困難である。
今日は、天気予報によれば晴れではないが今後降
るということもないようだ。
私は早速取り掛かる。
浴槽に水を溜め、そこに毛布と洗剤を入れる。
洗剤の量は適当であるが、多すぎてもすすぎに時間
がかかるし、少なすぎても洗濯効果が薄れてしまう。
程よい適当な量の洗剤を入れる。
そして、踏み洗いである。
原始的な洗濯法であるが、欧州ではこの洗濯法で普
通の日常の衣類も洗っている地域がある。
それが、どこの国の何という都市なのか記憶にない
のだが、確かにテレビ映像で観たことがある。
踏み洗いは今でも現役の洗濯法と言えよう。
洗った後は、すすぎである。
これが時間を消費する。
洗剤を完全に落とすには、何度も水を変えていかね
ばならない。
その後、洗濯機で脱水をする。
そして、1時間半後に洗濯は終了した。
私は急いで干した。
晩までに完全に乾いて、忘れずに取り込まなければ
ならない。