不二家憩希のブログ

はてなブログに引っ越してきました。

鍋の「ジュ~」という音。

 私は調理をしていた。
 野菜をアルミ鍋に入れ、弱火で加熱する。
 この鍋を使うのは約1年ぶりである。
 鍋に水を張りさらに加熱を続ける。
 そして一旦、鍋を下す。
 私は他の手順に取り掛かる。
 あれ?
 湿っぽいな。
 ひょっとして?
 鍋を置いている布巾が濡れている。
 漏れている!
 私はすぐに鍋の中身を他の鍋に移す。
 調理途中の食材の安全は一応確保された。
 さて、どれくらい漏れたのか?
 布巾はぐっしょりとしている。
 だが、この布巾のおかげで水は他にまで及ぶことは
なかった。
 鍋を見る。
 縦17cmあたりに、幅1ミリ長さ3ミリほどの穴が開
いている。
 あぁ~、それでかぁ。
 どうも以前から、ある程度加熱すると何度か「ジュ~」
という水が蒸発する音がしていたのだ。
 賢い人なら、この時点で何らかのチェックをしている
だろう。
 だが、私は(上がった水蒸気がふたなどにたまり水
に戻って落下し、再度気化しているんだろう)と思っていた。
 実にバカである。
 穴である。
 さて、この鍋はどうしようか?
 修理してみるか?(やったことがない)
 用途を変更するか?(焼き芋専用等)
 完全引退(資源ごみに搬出)
 進退は検討中である。