不二家憩希のブログ

はてなブログに引っ越してきました。

氏神様の行事に参加した。

 いつものスーパーへ買い物に出かける。
 途中、氏神様の前を通る。
 拝殿の扉が開いている。
 今日は一年の汚れ落としの行事がある。
 私は参加する予定はなかったが、どんなことをする
のか、少し興味があるのだ。
 だが、参加かするかどうかは決めていなかった、
 まぁ、買い物が済んで、その時の気分次第だな。
 そして、スーパーからの帰り道、私は参拝だけはし
ていくことにした。
 鳥居の脇に自転車を停める。
 門松は、また少し装飾が増している。
 境内には参拝客が何組もいる。
 家族連れや年配の男性たちである。
 社務所の前では町内会の人が5~6人が、正月用の
準備をしている。
 私はお参りする。
 拝殿左前には、小さな机が置いてある。
 その上に人の形をした紙とボールペンが載っている。
 子供連れの家族が、その紙に名前と年齢を記入して
いる。
 さて、どうしようかなぁ。
 私は、一旦帰ろうと引き返した。
 だが、気が変わり参加することにした。
 紙に名前と年齢を書く。
 それを持って拝殿に上がる。
 子供の頃から何十年も住んでいるが、この拝殿に上
がるのはこれが初めてである。
 拝殿の中には、真っ白い装束の禰宜さんがおられた。
 すでに参拝客20人ほどが着席している。
 様子からすると私を待っていてくれたようだ。
 大太鼓が連打される。
 儀式開始のようだ。
 朗々とした祝詞奏上が社に響きわたる。
 明るく勢いがある。
 この感じは仏教には、無いなぁ。
 禰宜さんの指導で儀式は進んでいく。
 今年もいろいろあったなぁ。
 クルマにも轢かれかかったりもした。
 あと数秒ブレーキが遅かったら、私はペチャンコ、ゴ
ーフル状態だった(笑い)
 他にも、当ブログには記していないが、まぁまぁの危
機はあった。
 ひょっとしたらあと少しで死んでいたかもしれない。
 それでも、今、無事にこうしている。
 有り難くもあり、不思議でもある。
 再び太鼓が連打され、儀式は終わった。
 う~ん、清々しい。
 参加してよかった。
 ちなみに、参加費は無料である。
 何らかの金銭的要求は微塵もなかった。
 こういうことをやっていたのか。
 なかなか良いではないか。
 来年もできたら参加しようかな。
 私は軽い気持ちで家路についた。