今朝のNHK-FM「世界の快適音楽セレクション」は
、「世界の快適“ギター音楽”セレクション」として 7時
20分から11時まで通常の時間枠を大幅に拡大し
て放送された。
この特番は一カ月ほど前から番組内で予告されて
おり、私は楽しみにしていた。
番組は、ゴンチチの二人といつもの選曲家3人が、
それぞれ選んだ曲を一人5曲ずつ紹介するというもの
であった。
最初に登場したのは湯浅学氏だった。(以下敬称略)
当初は「ハードロックばかりにしようと思った」そうだが、
それはやめてハードな感じの曲が中心という選曲なった
そうだ。
1曲目はダニー・ガットンの「アプリコット・ブランデー」と
いう曲だった。
番組最初の曲がダニー・ガットンとは、なかなかやるな。
気合の入りようが伺えるというものだ。
ダニー・ガットンはギター音楽史上最も才能あるギタリ
ストの一人である。
特にエレクトリックギター、それもフェンダー社テレキャ
スター・モデルを弾かせたら右に出る者はいない。
超絶技巧の持ち主であり、ジャズの即興演奏もこなす。
惜しいのはヒット曲が無いことである。
そのため世間的には無名に近い。
だが、これだけギターが弾ける人はダニー・ガットンた
だ一人であろう。
ダニー・ガットンに続いてはリンク・レイの「アイム・ブラ
ンデッド」だった。
「リンク・レイは歌も歌っている」らしい。
ヘェ~、そんなこと初めて聞いた。
ギター演奏一筋の人かと思っていた。
実際そう紹介されいている本が多い。
さすが、この番組はなかなかためになるなぁ。
その後も、興味深いギタリストや曲が次々とかかった。
実に楽しく面白い番組だった。
番組の感想は他にもまだまだあるので、また明日でもと
思っている。