不二家憩希のブログ

はてなブログに引っ越してきました。

再びお祭りの説明会に行った。その②

 夜道を歩く。
 空気が冷たい。
 日が落ちてからは冬である。
 今回の集まりは町内会ではない。
 町内連合会の主催である。
 町内連合会は町内会が集まって組織されている。
 氏神様のお祭りは町内連合会の最重要行事である。
 唯一最大の行事と言えるかもしれない。
 普段はバラバラに動いている町内会が、お祭りのとき
だけまとまって動く。
 各町内会に役割が分担され、遂行される。
 私はお祭りの意義はそこにあると捉えている。
 娯楽や神事として参加している方も多いのだろうが、
私はそう考えている。
 少し歩くと氏神様に着いた。
 鳥居から社務所の明かりが見える。
 光の方向に歩いていくと社務所前に光を反射するもの
がある。
 自転車が何台も止められている。
 神域に自転車に乗ってはいるとは、どういう了見なの
か。
 誰も注意しないのか?
 社務所入り口には、3人の男性が立ち話をしている。
 神域への自転車の乗り入れがどうだ、というようなこと
は気にもならないらしい。
 鈍い人たちである。
 こんなことを放置しているから、当地のお祭りは毎年雨
かりなのだ。
 
 ~続く~