昨日の当ブログにおいて「私はサドルの交換がで
きる」と記した。
この記述は正確さを欠いている。
交換はできるが、決してスムーズではないのだ。
「辛うじて」「やっとのことで」「悪戦苦闘の末」なし
遂げるのが精一杯なのだ。
高倉健は「不器用ですから」とつぶやき「カッコいい
ー」と賛辞を浴びた。
私も真似して「不器用ですから」と言ってみたことが
何度もある。
すると周囲の人は決まってこう言う。
「そうだねぇ~」
100%肯定である。
高倉健のパロディであることすら察してくれない。
堂に入った不器用さなのである。
そんな私ではあるが、今回もサドル交換に挑戦する
ことにした。
さて新しいサドルの調達である。
今回は部品が取れる中古の自転車は手元には無い。
となると買ってこなければならない。
いつものホームセンターにも交換用のサドルは置い
てあった。
だが、少し意に沿わないものだった。
市内のショッピングモール内の自転車店にも行ってみ
ようかと思ったが、(似たようなものだろう)と思い取りや
めた。
結局、新しいサドルはアマゾンで取り寄せた。
注文前、(現物を見て買った方が良いのかも?)とも思っ
た。
だが、(単純な構造だから画像確認だけで大丈夫だろ
う)と考えた。
「単純だから大丈夫」
この考え方はエキスパート向けである。
私のような万年初心者には通用しない。
しかし私は、迂闊にもそのことに気づいていなかった。
不器用で迂闊、私は困った初心者なのであった。
~続く~