不二家憩希のブログ

はてなブログに引っ越してきました。

サドルを交換する。その④

 昨日の当ブログにおいて「私はサドルの交換がで
きる」と記した。
 この記述は正確さを欠いている。
 交換はできるが、決してスムーズではないのだ。
 「辛うじて」「やっとのことで」「悪戦苦闘の末」なし
遂げるのが精一杯なのだ。
 高倉健は「不器用ですから」とつぶやき「カッコいい
ー」と賛辞を浴びた。
 私も真似して「不器用ですから」と言ってみたことが
何度もある。
 すると周囲の人は決まってこう言う。
 「そうだねぇ~」
 100%肯定である。
 高倉健のパロディであることすら察してくれない。
 堂に入った不器用さなのである。
 そんな私ではあるが、今回もサドル交換に挑戦する
ことにした。
 さて新しいサドルの調達である。
 今回は部品が取れる中古の自転車は手元には無い。
 となると買ってこなければならない。
 いつものホームセンターにも交換用のサドルは置い
てあった。
 だが、少し意に沿わないものだった。
 市内のショッピングモール内の自転車店にも行ってみ
ようかと思ったが、(似たようなものだろう)と思い取りや
めた。
 結局、新しいサドルはアマゾンで取り寄せた。
 注文前、(現物を見て買った方が良いのかも?)とも思っ
た。
 だが、(単純な構造だから画像確認だけで大丈夫だろ
う)と考えた。
 「単純だから大丈夫」
 この考え方はエキスパート向けである。
 私のような万年初心者には通用しない。
 しかし私は、迂闊にもそのことに気づいていなかった。
 不器用で迂闊、私は困った初心者なのであった。
 
 ~続く~