私が今日まで食べていたお米は、自然由来のタン
パク質が豊富だった。
何だそれは?
新種のお米か?
そうではない。
虫が湧いていたのである。
私は独り暮らしだが、一度に10㎏袋のお米を買う。
消費ペースを考えれば、2㎏袋などの小袋を選ぶべ
きだということは知っている。
精製された米は生鮮食品だからである。
だが、面倒なのでいつも10㎏袋を買っている。
それに10㎏袋の方がお値打ちである。
お値打ちには逆らえない。
しかも今回の米は、買い置きしておいたものである。
終わりそうになったら買いに行く、というのではなく、
買い置きをしていたのである。
これでは、この暑さでは虫も湧きやすい、というもの
である。
虫が湧いたからと言って、お米は食べられなくなるも
のではない。
間違って虫を食べたとしても、害はないそうだ。
ただ、味は間違いなく落ちている。
食べられなくなるほど酷くはならないが、食べて違い
がわかる程度には落ちている。
気分的な問題を除けば、大したことはない。
虫に対してどう感じるか?どう捉えるか?ということ
である。
私は虫は蚊やゴキブリといった攻撃、浸食をしかける
種族を除けば、なんとも思わない。
勿論、嬉しくもない。
湧かないに越したことは無い。
来年の夏はお米の買い置きは止めることとしよう。