不二家憩希のブログ

はてなブログに引っ越してきました。

昨年末の合流・合併。

 昨年も日本ではいろいろあった。
 そんな中で私が最も(何だそりゃぁ?)と思ったこと、
それは年末の政党の合流・合併である。
 いくつもの政党が、衆議院選挙直前になって合流の
打診を始めた。
 衆議院解散が半ば突発的な状況で行われたことに
も依るのだろうが、あまりにも唐突であった。
 日々合流状況は報じられていった。
 それらは(えぇ~本当かよぉ~?)というような合
が殆どだった。
 第一報の時点では(まさか一緒にはならないだろう)
と思えるような組み合わせが次々に実現していった。
 報道からはドタバタ感も十分伝わってきた。
 綿密な打ち合わせ、すり合わせをした様子が見えな
い。
 ごく短時間で党の一部の人間が強引に決めてしまっ
たことが容易に推測できた。
 (これは現実なのか?)
 (何かの大がかりな冗談ではないのか?)
 だが、これは実際に起きたことであった。
 政治家は政治のプロ、選挙のプロ達である。
 それも国政の中心にいた人間、中心を目指している
政治家ばかりである。
 選挙の神様と呼ばれた政治家も含まれていた。
 そんな彼らが何かに憑かれたように動いた。
 彼らは浮かれていたのだろうか?
 正気を失っていたのだろうか?
 一部始終を見ていた多くの有権者は(こりゃ駄目だ)
と思ったに違いない。
 まともな判断力があるようには見えなかった。
 開票結果を見て政治家たちは現実に引き戻された。
 合併は早々と解消された。
 これは選挙だからまだ良かった。
 これが戦争とかだったらどうだろう?
 泣くのは国民である。