不二家憩希のブログ

はてなブログに引っ越してきました。

メモリ増設に挑戦する。その④

 私がメモリ増設を迷っていた3つ目の理由は、
私の手先の不器用さにある。
「日本人は手先が器用だ」とよく言われるが、
例外もいるのだ。
 私は平均レベルよりも下であることは間違い
ない。
 上中下で言えば、中の下、もしくは下の上く
らいだろう。
 あるいは、これは自惚れで実際には下の中
かもしれない。
「ほぉ~、下の下ではないんだな」と言われる
かもしれない。
 おそらく下の下ではないと思う。
 割れたりして破損した樹脂を瞬間接着剤を
用いて接着し、修理するくらいのことまでは出
来るからだ。
 また、自転車のパンクは直せる。
 私の不器用さは、手先だけの問題ではない。
 修理などをする際に、「ここは、こうした方が
良い」「次は、こうしたら良い」という判断に自
信が持てないこともある。
 段取りが立てられないのである。
 これは経験の絶対量の少なさに由来のだろ
うが、元々自信が無いので新しいことにチャレ
ンジする気力も起こらないのである。
 まして、今回は対象がパソコンである。
 精密機器である。
 そんなものの裏ふたを開けて、メモリを増設
するなどとは私の能力外のことだとしか思えな
かった。
「不器用ですから」と言って様になるのは高倉
健くらいのものだ。
 私の場合は、不便なだけである。
 それでも、今回は、やってみようかと気にな
ったのだから、不思議ではある。
 それほど、当パソコンが遅かったからだと思う。
 ~続く~