不二家憩希のブログ

はてなブログに引っ越してきました。

封筒の窓を切り取るか?

 昨日のブログ記事を載せた後、ひとつ気がつ
いた。
 封筒の住所欄の窓は、あのままで良いのだろ
うか?
 企業などから送られてくる多くの窓には、セロ
ファンなどが貼られ窓が開いている。
 こうすれば封筒に住所氏名入りの書面を入れ
れば、封筒にそれらの記入をする手間が省ける。
 また、封筒と中身が間違って入れられる、とい
うミスも防ぐことが出来る。
 おそらく、この他にも理由があるものと思われる
が、最近の封筒は、こうした窓付きのものが実に
多い。
 古紙は資源ゴミとして扱われる。
 だが、窓に用いられているセロファンやフィルム
などは資源ではあるまい。
 私はネットで調べてみた。
 やはり、これらの封筒の窓はどの自治体でも切
り取りが要請されている。
 当市ではどうだろうか?
 そこには、こう記されてあった。
「できたら取り除く~」
 できたら、なのか!
「当市や近隣の市はゴミの分別がゆるいらしい」
と言われてきた。
 しかし、本当にそうなのか、長年住んでいる私た
ち市民は実感が無かった。
 そう言われても、よそのことをあまり知らないので
ある。
 なるほど、こういう点がゆるいのか。
 否、ひょっとすると、当市が契約している古紙処
理業者は封筒の窓のセロファンの特殊な処理技術
を持っているのかもしれない。
 それで、切り取りの徹底がされないのかもしれな
い。
 う~ん、そんな都合のよいことがあるのか?
 その真相はどうであれ、当市では「できたら」とな
っている。
 「できたら」だったらやらなくてもいいのか?
 しかし、これでは中高生並の思考・態度でしかない。
「だって『できたら、って書いてあるもんねぇ~』」と悪
態をつく悪ガキの顔が目に浮かぶようだ。
 私はさすがに大人なので、そうもいかないだろう。
 それでも、実際に一枚一枚切り取るのは面倒くさ
いなぁ。
 ここは迷うところである。
 いろいろ考えた末、セロファンを切り取ることに決定
した。
 そう決めたら早速作業にとりかかる。
 もたもたしていると、やる気が失せてしまう可能性が
あるからだ。
 何事も湯気が立っているうちに始めるのが一番であ
る。
 私はハサミで封筒に切り込みを入れ、セロファン
切っていく。
 今までセロファンと記してきたが、これが本当にセロ
ファンなのかそれとも他の呼称がある素材なのか、私
は細かいことはわからない。
 私にはセロファンに見えるのでセロファンと記している。
 やり始めると案外スムースに作業が進むことに気が
ついた。
 これだったら、迷わずにやっていれば良かったな、と
思った。
 封筒の中には、これらセロファン窓のものと紙製の窓
のものがあることに気がついた。
 半透明の紙は、パラフィン紙である。
 パラフィン紙の窓の封筒は、切り取らずにそのまま古
紙として出すことが出来るそうだ。
 最近は封筒をパラフィン紙に切り替える動きが徐々に
出ているそうだ。
 そうしてくれると有り難い。
 切り取り作業は、思っていた以上に早く終わった。
 少々面倒ではあったが、リサイクルに協力した実感を
味わうことができた。
 私の今年の文化の日は、こんな感じだった。