先日、当地も梅雨入りした。
また約1カ月半の間、じめじめした気候が続くの
である。
当地周辺だけでも「今年の梅雨は無し!」とい
うことにでもならないものか、と思ったりする。
しかし、そんな身勝手な願望は当然却下される
ことになった。
先週の土曜、日曜は、梅雨に台風が加わってし
まった。
梅雨と台風である。
ただでさえ雨量が多いのに、これに強風が吹き
つけてくる。
雨が斜めに降ってくる。
斜めというより殆ど水平に近い。
窓にも雨が打ちつけられる。
これは自然による日本人に対するいじめではな
いか。
いじめ反対である。
梅雨なら梅雨、台風なら台風とどちらか片方だ
けにしてもらいたいものである。
昼間ではあったが、雨戸を閉めることにした。
普段は雨戸を閉めない窓も閉めた。
これで万全である。
と言うより、これ以上は何もしようがない。
あとは台風が過ぎ去ってくれるのを、じっと待つ
だけである。
天気サイトを見てみる。
すると「台風は温帯低気圧に変わりました」とある。
おぉ~、それなら一安心だ。
これなら外出できるかな?
だが、風も雨も弱まらない。
それどころか、1時間前よりも強くなっているほど
だ。
台風ではないはずなのに、何故だ?
その後も雨と風は強いまま夜になった。
いつもの台風と同じくらいである。
台風でなくなった、なんてぬか喜びだった。
台風もどきの温帯低気圧は、未明まで吹き続けた。
これで、まだ5月である。
今年くらいは台風はご遠慮願いたいものである。
どなたか、台風とコネクションがお有りの方は、そう
お伝えください。