不二家憩希のブログ

はてなブログに引っ越してきました。

長期予報を注視する。

 ラジオを聴いていたら当地の一カ月間の長期
予報が放送されていた。
 それによると「2月上旬までは厳しい寒さが続
き、その後は平年並になる」というものであった。
 何だ、それなら素人の私でも出来そうな予報
である。
 それに、2月上旬といえば立春である。
 大寒から立春までが1年で最も寒い時期である、
というのは暦にも載っている
 ひょっとしたら気象庁は暦を読んで予報を出し
ているのかもしれない。
 などと、私が言いたい放題になってしまうのは
理由がある。
 気象庁はこの冬の長期予報を大きく外したから
である。
 外してしまったことを、いつまでもネチネチと書き
続けるのも人としてどうか、とも思う。
 だが、一応書いておかないと気象庁は知らんふ
りを決め込んでしまうことは間違いない。
 気象庁が「どうもすみませんでした。今冬の長期
予報は間違っておりました。お許しください」とは、
まず言わないだろう。
 彼らは何も無かったかのように、次の予報を出し
ていくだろう。
 こうした甘い環境下で気象庁の予報の精度は上
がっていくだろうか。
 駄目な時は、駄目、と指摘しておいた方が気象
庁のためになるのではなかろうか。
「まぁ、時が過ぎれば皆忘れてしまうのでは」と思っ
てはいないだろうか。
 私は、長期予報が外れた時には、きっちり指摘し
ておいた方が良いと思う。
 長期予報が困難なことは私もよく承知している。
 だが、その困難を打ち破っていくことが文明の前
進につながる。
 気象庁など予報に携わる方々には「難しいから無
理です」と言わずに頑張って頂きたい。