私は、このお米屋さんの周年セールに向かった。
今日は普段は無人の自販機専門店に店の人が
来ているらしい。
私は今まで何回か、このお店で買っているのだ
が、このお店の人と会ったことが無い。
自販機専業の店なので、当然といえば当然では
ある。
そして今日、いよいよ店の人に会えるのである。
一体どんな人なのだろう。
無駄を排し合理的な経営を展開する一方で、お客
の気持ちをつかもうとする工夫は欠かさない人であ
る。
なかなかのやり手であることは間違いに無い。
自転車を走らせていうると遠くに店が見えてきた。
おぉ~、店の人がいる。
無人で当たり前の自販機の店に人いるというだけ
で、周年セールのイベント感がいっぱいである。
私は店に着くと、ダイレクトメールの封筒を取り出し、
その店の人に渡した。
その人は薄いサファイアブルーの作業服の上下を
着ている。
何かエンジニア風に見える。
私が今まで知っているお米屋さんとは、ちょっと印象
が異なる。
お米屋さんの服装ぽくないのだ。
この時期ならスエットシャツ(トレーナー)にエプロンを
かけている、いう形が多いように思う。
う~ん、やはり合理的に物事を進めようとする人は、
格好からして違ってくるのだろうか?
~続く~