不二家憩希のブログ

はてなブログに引っ越してきました。

展示会に係員が多すぎる。

  ガスの展示会に行った時のことである。
 私の主目的はくじ引きであった。
 だが、私にも少しはガス器具が見てみたいな、
という気持ちが少しはある。
 今はどういったガス器具が主流なのか、大体
の価格帯はどれくらいなのか、といったことであ
る。
 私は電化製品の価格も良くわかっていない。
 ガス器具については尚更知らない。
 最新の器具や設備がどんなものかも知らない。
 それでこうした機会を利用してガス器具を見て
みよう、と考えていた。
 会場には沢山の係員がいた。
 おそらく全員ガス会社の人たちだろう。
 入り口だけでも5人もいた。
 彼らはそこで来たお客さんを出迎えるのである。
 威勢良く挨拶をしてくれるのだが、そんなにし
てくれなくともなぁ、と思ってしまう。
 中に入ると、ガス器具や設備が展示してある。
 それらの展示に最低一人、多い物には何人もの
係員が付いている。
 私がそれらの展示物をちょっと覗き込んで見てい
ると、すぐに声がかかる。
 こちらはただの興味で見ているのに、声をかけら
れるとちょっと気まずい。
 さし当たって買うつもりなど無いからだ。
 買うつもりが無いのに声をかけられると本当に困
ってしまう。
「ちょっと見ているだけです」と言えば良いのに、そ
れもなかなか言えない。
 係員に話しかけられていると展示物をじっくり見る
ことが出来なくなってしまうのだ。
 本当はもう少し見ていたいのに、係員の人との応
対が面倒なのでその場を離れてしまうのだ。
 ガスの会社の人も熱心なあまり話しかけてくるの
だろうが、こちらとしてて話しかけてくれない方があ
りがたい。
 放っておいて欲しいのだ。
 こうした展示会を開催される責任者の方は、是非
そのあたりの気持ちを察して頂きたいものである。