次はTMさんのお宅である。
こちらは何時うかがっても必ずどなたかが
ご在宅なので、本当に助かる。
今回はご主人が出て来られた。
用件を説明して用紙への記入をお願いする。
ご主人は用紙を受け取ると奥に引っ込んだ。
そして用紙を持って戻って来られた。
ご主人は私に記入済みの用紙を渡しながら
こう言った。
「あと、ちょっとだね~」
こちらは何時うかがっても必ずどなたかが
ご在宅なので、本当に助かる。
今回はご主人が出て来られた。
用件を説明して用紙への記入をお願いする。
ご主人は用紙を受け取ると奥に引っ込んだ。
そして用紙を持って戻って来られた。
ご主人は私に記入済みの用紙を渡しながら
こう言った。
「あと、ちょっとだね~」
そうなのである。私の班長の任期も残すと
ころあと一ヶ月ほどなのである。
実は私は今年度が始まる前に、初めての班
長の役目がうまくこなせるか、もう一つ自信
が無い、とTMさんに話していたのだ。
誰でもやっていることとはいえ、私にとっ
ては丸っきり初めてなので要領も何も知らな
いからだ。
TMさんは、私の話を聞くと大笑いしてこ
う言った。
「そんなの大丈夫だよぉ~」
私は、その時、そうですかねぇ~?と答え
るのが精一杯だった。
ころあと一ヶ月ほどなのである。
実は私は今年度が始まる前に、初めての班
長の役目がうまくこなせるか、もう一つ自信
が無い、とTMさんに話していたのだ。
誰でもやっていることとはいえ、私にとっ
ては丸っきり初めてなので要領も何も知らな
いからだ。
TMさんは、私の話を聞くと大笑いしてこ
う言った。
「そんなの大丈夫だよぉ~」
私は、その時、そうですかねぇ~?と答え
るのが精一杯だった。
TMさんは私が約一年前に話したことを覚
えておられたのだ。
ひょっとするとTMさんのお宅では「憩希
君は大丈夫かなぁ?」と話題になっていたの
かもしれない。
えておられたのだ。
ひょっとするとTMさんのお宅では「憩希
君は大丈夫かなぁ?」と話題になっていたの
かもしれない。
TMさんは別れ際に「もうちょっとだから、
頑張ってね」と声を掛けてくれた。
やはり激励されると嬉しいものである。
私は丁寧にお礼を言って玄関の扉を閉めた。
足取りが一層軽くなったような気がした。
頑張ってね」と声を掛けてくれた。
やはり激励されると嬉しいものである。
私は丁寧にお礼を言って玄関の扉を閉めた。
足取りが一層軽くなったような気がした。
~続く~