不二家憩希のブログ

はてなブログに引っ越してきました。

区長選挙に行って来た。その⑧

 投票日は日曜日で投票時間は9時から12
時までである。
 私はスーパーへの買出しを済ませた後の11
時に投票所である町の公民館へ行った。
 公民館に入るとすぐのところに投票所が設
置されていた。
 私は投票所の前に座っている係の人に投票
券を渡した。
 私は投票用紙を受け取り投票所に用紙を置
いた。
 一人分しかないものの、投票所としての体
裁は十分整っている。
 机の前には、市会議員などの選挙の時と同
じ様に立候補者の名前が印字された紙が貼っ
てある。
 その紙はそれらの選挙のものと同じ書式に
なっており、活字の大きさもそっくりである。
 一見したところでは市議会選挙のものと見
分けが付かない。
 なかなか凝っているではないか。
 今ではプリンターも各種普及しているので、
こうした一種の複製も可能なのだろう。
 そして私は投票用紙に本命候補の○山△男
さんの名前を書いた。
 ここは直球勝負に限る。
 ふざけて対抗候補に投票して、その1票の
ために対抗候補が当選してしまったら大変な
ことになるからだ。
 根回したっぷりの選挙ではあるが、投開票
そのものは厳正に行われているそうだ。

 それから数日後、町内会のホワイトボード
を見に行った。
 ○山△男さんが当選だ。
 良かった。
 規定路線ではあるが、何はともあれこれで
一安心である。
 からくりのわかりきった選挙ではある。
 だが、これも町内で揉め事を起こさないよ
うにしたい、という古くからの願いが託され
た知恵なのである。