不二家憩希のブログ

はてなブログに引っ越してきました。

県護国神社への寄付を集めて回った。その⑬

 ○○クリニックの受け付けの女性に町内会
班長であることを名乗り、県護国神社への
寄付の件で来たことを告げた。
 ロビーを見ると、患者が3人いた。
 ○○クリニックの診察を受けるとは度胸が
ある。
 007並みに命知らずな人たちだ。
 命を無駄にするとはこのことである。
 おそらくこの人たちは、○○クリニックの
地元での評判を知らないのだろう。
 かと言ってこのロビーで「この○○クリニ
ックは△△で××なんですよ」と耳打ちする
わけにもいかない。
 そんなことをして営業妨害で訴えられても
面倒である。
 ここは見てみぬふりをしなければならない
だろう。
 知らぬが仏とはこういう意味なのだろうか?
 受付の女性は、3階の医師夫人に電話で用
件を話している。
 足が不自由なわけでもないのに、降りて来
い、と思う。
 立派なエレベーターは飾りなのか?
 受付の女性が受話器の口元を押さえて私に
尋ねた。
「それは強制ですか?」
 医師夫人がそう尋ねているらしい。
 な、何ぃ~?
 強制ですか、だとぉ~?
 何たる言い草だ。
 こんな言い方をする人に遭遇するのは久し
振りである。
 こうした場面で「強制ですか」とか聞いて
くるかぁ?
 まるで中学生の発言のようである。
 この医師夫人の頭の悪さは前から知っては
いたが、こんな程度だったのか。
 私は大いに呆れながらこう言った。
「強制ではありません」
 受付の女性は私の言葉を電話口に伝えると、
すぐに言った。
「じゃぁ、寄付しません」
 そうか、そう来るか。
 私はカチンと来たのでこう言い返した。
「では、この○○クリニックは県護国神社
のお初穂料は出さない、ということで町内会
に報告して良いですか?」
 私はわざとロビーにいる患者達に聞こえる
ように大きな声で言った。
 受付の女性は私の言葉を医師夫人に伝えた。
 するとすぐに、受付の女性は答えた。
「はい、それでいいです」
 私はもう少し言い返してやろうかと思った
が、これ以上この○○クリニックにいても馬
鹿が感染する恐れがあるので、そのまま引き
下がった。
 
 こうした場面で、あのような言い方しか出
来ないとは頭の悪さも相当なものである。
 医師夫人だからといって頭が良いとは限ら
ない。
 気位だけ高くて頭の程度が低い、というの
は悲劇である。

 ~続く~