不二家憩希のブログ

はてなブログに引っ越してきました。

虫と共存する庭作り。

 新聞を読んでいたら、虫と共存する庭、と
いう特集記事が載っていた。
 埼玉のひきちガーデンサービスが提唱して
いるもので、農薬や化学肥料を使わない庭作
りでオーガニックガーデンと呼ぶらしい。
 記事では、ひきちガーデンサービスが手が
けた庭の写真が紹介されている。
 その写真では、約200㎡の庭にハナミズ
キ、ツバキ、ミカンが植えられている。
 そしていわゆる雑草が刈られることなく、
そのまま生えている。
 私は名前は知らないがお馴染みの雑草も沢
山生えている。
 雑草を排除せずにいることにより、庭に虫
が集まってくる。
 その中には人にとっては害虫もいれば、そ
の害虫を食べる天敵もいる。
 それらをひとまとめにして庭を管理してい
く方法らしい。
 生態系を保ちつつ、住む人がそこに介在し
ていく、と言うことなのだろう。
 庭の植物を食べる虫がいて、それを食べる
虫や野鳥がいる。
 それらの虫や野鳥の排泄物や死骸を土壌の
微生物が分解する。
 そして、それを植物が吸収する。
 こうしたサイクルを守ることにより、庭に
本来の自然が戻って来る。
 庭作りや園芸は、自然との折り合いが問題
となってくる。
 人造のものをどこまで介在させたら良いの
か決定的な答えは出ていないと思う。
 私としては、こうしたビオトープのような
庭作りはとても好感が持てる。
 庭には虫や鳥がやって来てくれたほうが楽
しいからだ。