不二家憩希のブログ

はてなブログに引っ越してきました。

海老名家と一平のマザコン宣言に呆れる。

 テレビ番組「ボクらの時代」に海老名香葉
子とその息子の林家正蔵、一平の3人が出てい
た。
 私はこの一家があまり好きではない。
 泰葉の一連の暴走的パフォーマンスの後、
母である香葉子がテレビカメラの前でどのよ
うな態度をとるのだろうか。
 これが、普通の芸能人であれば謝罪する必
要は無い。
 しかし海老名香葉子は内閣の教育再生会議
有識者として名を連ねているのだ。公的な
仕事を引き受けた人間として何らかの発言が
求められても当然と言えよう。
 香葉子は泰葉の具体的な行動内容には一切
触れることなく謝罪した。
 その謝罪の態度は歯切れが悪く口ごもった
ものであった。
 それから番組は一平による三平の襲名関係
の話に移った。
 この一家にとって襲名はお金の稼げる仕掛
けの一つなので、話ぶりも熱心だ。
 ここまでは、番組内容として大体予想がつ
いたことだった。
 襲名関係で話題の中心は一平であった。
 その一平が耳を疑うようなことを話し始め
たのである。
 一平は大変なマザコンなのだそうだ。
 普段から母に擦り寄って甘えていて、その
上母親と一緒に風呂に入っているのだそうだ。
 その上一平は、自分はマザコンだ、と堂々
と宣言までした。
 こんなことテレビで発表しても差し支えな
いのか?
 それを聞いている香葉子は恥ずかしがる風
でもなくでもなくニコニコしている。
 これで教育再生会議有識者とは笑わせて
くれる。
 教育評論家の家庭と言うものは、その評論
内容とは違い現実にはそれほど素晴らしいも
のではないということはよく知られているこ
とではあるが、これほど弛緩している家庭も
珍しいのではなかろうか。
 
 人間は、余程鈍くなければ人前で高説を垂
れることは出来ないものである。
 
 私は新春3日目にして、おぞましいものを
見せつけられてしまった。
 やはり、気に入らないものは観るべきでは
なかったようだ。