不二家憩希のブログ

はてなブログに引っ越してきました。

猫に小石を投げつける。

 我が家の2軒お隣の庭先を黒猫が歩いてい
る。
 この黒猫は、少し前に我が家の庭にフンを
していった犯人である。
 また、フンをする場所を探しているか?
 我が家の周辺は猫のトイレか?
 この猫は野良猫か飼い猫か、もう一つ分か
らない。
 その毛艶や物腰を見ると、野良猫には見え
ないが人も猫も見かけにはよらないものだ。
 私は、この猫のフンを踏んづけたことを思
い出した。
 その時の怒りの感情は簡単に表に浮かび上
がってきた。
 このまま見過ごして良いものか?
 言葉で抗議してもわかる相手ではない。
 猫は横道に出てきた。
 悠然たる態度である。
 やはり飼い猫なのか?
 私は小石をつまんで狙いを定めた。
 そしてその猫に投げつけた。
 小石は猫の横をかすめた。
 猫はハッと飛び退いた。
 私の顔を一瞬見てから、低い姿勢から走り
出し、家の裏手の垣根の方へ走って行った。
 猫に石を投げつけるとは、少々大人気ない
とは思ったものの、どうしてもそういう行動
に出てしまったのだ。
 私の器の小ささを露呈することになったが、
あのフンの臭さは人を瞬間湯沸かし器にして
しまう。
 それに、投げたのは当たっても怪我をする
ほどの石でもない。
 
 こんなことをしても猫にこちら側の意向が
伝わるとは思わないが、出来ることなら我が
家周辺には来てもらいたくは無い。
 出来ましたら、フンはご自宅でしてくださ
い。