不二家憩希のブログ

はてなブログに引っ越してきました。

活躍のわりに地味なところに押し込められている日本男子レスリング。

 北京オリンピックで、レスリング男子フリ
ースタイル55禅蕕脳庄柄手が銀メダル、60
禅蕕播鮓義手が銅メダルに輝いた。
 男子レスリングの監督とコーチが抱き合っ
て喜んでいた。
 大変な喜びようだった。

 今オリンピックでは、レスリング男子はあ
まり前評判が良くなかった。
 新聞や雑誌などの大会前の事前予想では、
かなり悲観的な予想ばかりで、ヘルシンキ
会から13大会連続してきた日本人選手による
メダル獲得も今大会で途切れるのでは、と囁
かれていた。
 男子レスリングは、全世界に競技者がいる
種目の一つで、競技人口も多い。

 水泳や飛び込みといった種目では、どうし
ても参加国が限られてくる。
 プールを作リ運営していくのには、経済的
な支援が欠かせない。
 また、水自体が大変高価な国も世界には多
い。
 プールどころではないのである。
 同様な理由で、用具が各種必要な野球、ソ
フトボールは、なかなか広まらず、定着もし
ない。
 その点、レスリングはお金がかからない。
 マット一つあれば、あとは用具は必要ない。
 となると、競技人口も増えやすい。
 底辺が大きければ、有望な選手も出現しや
すくなる。

 そんな中で、獲得した銀と銅のメダルであ
るから価値は大きい。
 だが、日本では男子レスリングは、世間で
はそれほど高く評価されていないように見え
る。
 どうしてだろう?
 日本の格闘技=相撲、もしくは柔道、とい
う図式が多くの日本人の頭に刷り込まれてい
るからなのかもしれない。

 ちなみに、湯元選手の三回戦の対戦相手は
インドの選手だった。
 オリンピック人気が殆ど無いあのインドで
すら、レスリングには選手を送り込むのであ
る。

 私は、男子レスリングが日本において、も
っと注目されると良いな、と思っている。
 どうすれば良いだろうか?