不二家憩希のブログ

はてなブログに引っ越してきました。

大寒でやはり寒い。

 昨日は大寒だった。
 大寒と言うのは、2月21日のことだけを指す
のかと思っていたら、この日から2月3日の節分
までの期間のことも大寒というのだそうだ。

 一年で最も寒い時期を大寒、と呼ぶとは実にス
トレートな分かりやすい。
 これは、単純に1年を24に区切ったものなの
だが、この時期に大寒と名付けるとは、やはり昔
からこの期間が年間で最も寒かったようである。
 その大寒の日に、日本中が寒かったのでテレビ
やラジオでは「大寒で寒い日本列島」という映像
やリポートを流していた。
 その模様を伝えるキャスター達が何か得意気で
笑えた。
「いやぁ~、大寒で、やはり寒いですねぇ」 
 ニコニコ顔で寒さを伝えられても、困る。
 暦は、気候がその記述の通りになってもニュー
スになるし、ならなくてもニュースになる。マス
コミ連中にとっては、とても便利なツールなので
ある。
 などと、私もいつもの通りマスメディアに対す
る嫌味を書いたが、彼らがこうして暦の情報を取
り上げないと、暦のことなど気にも留めないで忘
れてしまっていることが多い。
 暦は新聞配達店が年末に粗品でくれるのだが、
貰った時に5分ほど見て、あとは読み返すことは
まず無い。
 暦には、いろいろと趣のある言葉や表現が載っ
ているので、時折めくった方が良いのかもしれな
い。 
 これで、私が俳句の趣味でもあればもっと暦に
も親しむことになろうが、いまのところその予定
も無い。
 
 一番寒いと言われる大寒を過ぎれば、後は暖か
くなるだけである。
 もう少しの我慢である。