不二家憩希のブログ

はてなブログに引っ越してきました。

人の内面と赤福の社長の顔

 私は、このブログで時折「人は見かけで判断するもの
ではない」と主張している。
 だが、実際には私は人を見かけで判断できぬものか?
とも考えている。
 どっちなのだ!立場を明確にせよ、と言われそうなの
だが、矛盾多きは人の常である。
 私は、基本的には人は見かけで判断するものではない、
というのが本筋だとは思うのだが、裏筋ではひょっとす
ると人の内面は外見に表れるのでは?とも考えている。
 これは単に豪華な持ち物を所有しているから、その人
も豪華な人なのだ、などというような単純かつ原始的な
ものではない。
 顔の表情や仕草や、環境や物事等に対する反応によっ
てその人が推し量れるのでなかろうか、ということであ
る。
 
 最近では、この人は胡散臭いなぁ、と感じたのは赤福
の社長である。
 顔と全身から胡散臭さを強烈に発散しているのである。
 私は、問題発覚直後の会見をテレビで観ていて、これ
はもっと問題を隠していそうだな、と読んでいた。
 そういう顔に見えたのである。
 あの顔は、1年や2年では出来上がるものではなさそ
うである。長年ぬるま湯につかっていなければ完成され
ないものがある。

 私は、あの顔を初めて見た時、え~これが社長、と思
った。どう見ても社長の顔ではないのである。
 これは先代のボンボンだな、そうでなければあんな顔
の持ち主が、あのような知名度と売り上げのある会社の
社長になれるわけがない。
 この見立ては正解で、彼はやはり創業家のボンボンで
あった。
 だが、不思議なのは、あれだけの名店のボンボンが、
どうしてあんなに薄汚そうな顔をしているのであろうか。
 事態が発覚したので、急に汚れてしまったのだろうか。
 それとも生まれもってのあんな顔なのだろうか。
 
 人の顔は、果たしてどこまでその内面を映し出すので
あろうか。
 これについては、研究の余地がおおいにあると思われ
るので今後も追究してみたいと考えている。