不二家憩希のブログ

はてなブログに引っ越してきました。

年を取らないと、わからない。

 いつもの集いに行った。

 今日も熱中症警戒アラートが出ている。

 それでも集いには行きたい。

 覚悟の外出である(笑)

 暑いのは会場までの移動の道中だけである。

 着いてしまえば、文明の利器エアコンのお世話になるので、暑さからは逃れることができる。

 自転車で家を出る。

 今日も通りには人が殆どいない。

 よほどの用事が無い限り、外出は控えているのだろう。

 となると、私はよほどの用事で今自転車に乗っているのか?

 う~ん、それほどでもないんだけれどなぁ。

 そんなことを考えながら走っていると、会場である境界に着いた。

 ドアを開けると、中は温室だった。

 私が一番乗りなので、エアコンのスイッチを入れる。

 さすが品質に定評があるダイキン社のエアコンである。

 すぐにに涼しくなっている。

 あぁ、このエアコンが無かったら、私はこの集いには来ていないだろう。

 何か、それらしい理由をつけて休んでいることだろう。

 待っていると、T親子が来られた。

 他の方はお休みのようだ。

 昨日から、墨子は夏季休暇に入っている。

 今日の集いは、T親子と私の3人だけだった。

 いつもの通り行事は進行し、終わった。

 雑談の時間になった。

 内容は、やはりこのところの暑さについてである。

 新型コロナについての話題にはならなかった。

 T親子は、フル接種者である。

 何か不用意なことを言ってしまって、気まずくなることは避けたい。

 こういう時には、天気や季節、陽気の話題が無難である。

 私も若い頃であれば、そんなことはお構いなしに言いたい放題だった。

 そんな愚かな私も数々の痛い目に遭って学習してきた。

無難に穏便にその場をまとめるという技を習得したのだった。

 あぁ、この知恵が20代、30代にあればなぁ。

 もっと楽ちんな人生がおくれたことだろうに(笑)

 人はあとになって初めて理解できることがある。

 それらは、ほろ苦い。

 だが、その苦さは学びの結果であり、祝福である。