食料品の買い出しなどで、外出した。
いつものように自転車で走る。
気温は朝7時の時点で30℃を超えていた。
それでも、涼しさを感じた。
体が高温に慣れてしまっているのかもしれない。
できるだけや早い時間に出かけて用事をすませたい。
通りには、人が殆ど出ていない。
熱中症警戒アラートが出ているようだ。
よほどの用事でなければ、外出は控えるであろう。
歩行者や他の自転車とたまにすれ違う。
彼等の半分以上の人がマスク着用である。
この炎天下でもマスクをするのか。
大した根性である。
暑くないのか?
否、当然暑いであろう。
この高温下でのマスク着用は、熱中症のリスクも上昇する。
そうしたことも、わかっているのだろう。
だが、マスクをする。
マスクをして新型コロナ罹患を防ぎたい。
その気持はわかる。
だが、それらのマスクは何の防御にもならない。
これを彼等に指摘しても、彼らは理解できないようだ。
超常的催眠力によるのだろう。
熱中症を上回る新型コロナへの恐怖心である。
人は自身の恐怖により、心身を滅ぼしていく。
恐怖心は、毒である。
それもかなり強力な毒である。
かれらマスク民は、脳をこの毒により侵されてしまっている。