ヤフーオークションに入札をした。
以前から探していた2冊の本が出品されていたのだ。
中古本である。
新品が望ましいことは言うまでもないが、この際仕方ない。
これら2冊はある本のシリーズの第三巻と第四巻で、約10年前に絶版となっている。
再販の見込みがゼロではないかもしれないが、ほぼゼロに近いであろう。
というのも、自費出版だからである。
私はこの三巻と四巻を購入するつもりでいたのだが、(まぁ、そのうちに)と思っているうちに絶版となってしまっていた。
出版後1~2年後のことである。
第一刷が完売したら、それで終わりだったのだろう。
あぁ~、早く買っておけば良かった。
後悔したが、すぐに買わずにいた理由もある。
一冊が新刊の定価で4500円するのだ。
さすがに一冊がそれだけするとホイホイは買えない。
先延ばしになってしまう。
まして発売後、未だ日が浅い。
まさか、あんなに早く絶版になるとは思ってもいなかった。
その本がヤフオクに出ている。
やっと入手できるのか?
私は入札した。
私は結果を見ずに就寝した。
翌朝である今朝、私は落札状況を確認した。
駄目だった。
2冊ともである。
最終落札価格は、いずれも新刊時の定価の3倍以上になっている。
あぁ~、これでは落とせないなぁ。
一冊に12000円以上も出せないなぁ。
がっかりすると同時にスッキリもした。
まぁ、人生そういうものである。
いずれに手に入るかもしれない。
その時を待つことにしよう。