葬祭業者の価格設定はボッタクリが基本である。
使い回しされている葬儀の祭壇・飾り付けに、他では考えられないような値が付けら
れている。
とっくの昔に減価償却が終わっているものに何十万円と払わされる。
お客はその祭壇・飾り付けを家に持ち帰るわけではなく、ただ眺めるだけである。
その祭壇・飾り付けに価値があるのか、否かもよく知らされていない。
ただ「立派に見える」というだけである。
そもそもあのような祭壇・飾り付けに価値があるのかも、疑問である。
要は葬祭業者の言い値なのだ。
使い回される祭壇・飾り付けは、その後も何年も他のお客の葬儀の際にも使われる。
お客は中古品、使い古しを飾られるのである。
そんなものに神聖さなど一切ない。
厳かとは遠く離れたものでしかない。
「レンタルだから」という言い方があるかも知れない。
だとしたら、価格が高すぎである。
飾り付けは、使用による劣化など無い。
部品の耐用期限も無い。
摩滅、摩耗は一切無い。
ただ倉庫から出してきて飾るだけである。
驚くほどかんたんに設営できる代物に大金を払わせる。
葬祭業者は、ボッタクリである。
~続く~