不二家憩希のブログ

はてなブログに引っ越してきました。

菌と見えないもの。

 人間の体の表面には、ほぼ全身に菌が住み着いている
そうだ。
 菌である。
 語感からしてあまり良い印象はない。
 だが、それらの菌は肉体に対して悪さをするわけではな
く、むしろ肉体を保護する働きをしているそうだ。
 それらの菌が表皮に住んでいることにより、外部の悪い
菌が寄り付へない、影響を及ぼせないということらしい。
 火傷等で一時的に菌がいなくなると、すぐにその部分に
外部の菌が付着し肉体を蝕み始めるそうだ。
 その場合、重篤な症状に陥ることが多く、その範囲が広
ければ死に至ることもあるそうだ。
 火傷そのものよりも菌の不在による症状の方が危険とい
うこともあるようだ。
 なるほどなぁ。
 よく考えたことが無かったが、そういうことなのか。
 何故私は今まで表皮に住む菌について考えたことがなか
ったのか、理由ははっきりしている。
 菌は目で見えないからである。
 見えないものに対しては、意識が向かわない。
 そのため存在しないと誤解してしまうのである。
 見えなくても存在している。
 う~ん、何か心霊、神霊と似ているなぁ。
 見えずとも人間に対して作用をもたらしている。
 おっと一緒にしたら叱られそうである。