するようだ。
しばらく待つと私の番になった。
腕に器具が巻かれて計測が始まる。
私は一回の計測で終わった。
次は医師による診察である。
ステージの右前に薄い青色の布で覆われたパイプの衝
立で囲まれたコーナーがある。
その横にも椅子が並べられていて私はそこに座る。
順番が近づくに連れ、ひと席ずつ移動していく。
私の番になり衝立の中に入る。
若い医師がいくつか質問をしてくる。
聴診器を当てられ診察は終わった。
次は採血である。
ステージ左前に長机が置かれ、そこで二人が採血され
ている。
ここにも椅子が置かれている。
私は採血はあまり好きではない。
血を抜かれるのが、もったいないような気がしてしまうの
だ。
なんとみみっちい考え方だと呆れられてしまうだろう。
だが、何故かそう思ってしまうのだ。
一滴か数滴で検査可能にならないだろうか?
いずれそうなるに違いない。
~続く~