不二家憩希のブログ

はてなブログに引っ越してきました。

特定健診に行った。⑪

 部屋を出ると先程まで座って待っていた通路で机を出し
ている職員にクリアファイルを渡す。
 書類にスタンプを押され、紙コップを渡される。
 次は検尿のようだ。
 紙コップを持ってまた椅子に座る。
 トイレが空くのを待つのだ。
 この市民館はトイレが一つしか無い。
 入り口が一つだけの男女兼用トイレである。
 トイレの場所を節約しなければならないほど、この市民
館は小さいらしい。
 この一階のフロアーも部屋がひとつと集会所のような大
広間が一つあるだけである。
 他に使えるスペースはこの通路だけである。
 職員がトイレの使用状況を確認している。
 男性2人入るとトイレ入口の扉を閉じる。
 その2人が出てくると今度は女性2人を入れる。
 職員はトイレ使用の差配をしている。
 受診者は紙コップを持って椅子に座って待ち、職員の指
示によりトイレに入る。
 呼ばれるまではおとなしく待つ。
 紙コップを見てみる。
 「この容器を計量用として使用しないでください」と記載さ
れている。
 そんなことをする人がいるのか?
 「この目盛りは目安です」ともある。
 面白い。
 いちいち、こんな注意書きを載せるとは時代だなぁとも思
う。

 ~続く~